地域で働く醍醐味
全南病院 看護部:荒井 実佐子



私は、大阪府柏原市にある全南病院で勤務をしています。現在10年目になります。全南病院を選んだ理由は、家から近かったこと(自転車で5分)です。まだ3番目の子供が保育園に通っていたことや、上の子も小学生だったので子育てをしながらでは家から近いことが最優先事項でした。
結果、子育てと仕事を両立することができました。働き出してから感じたことは、とても地域に密着した病院だということでした。例えば、外来勤務をしていると、隣のおばちゃんが通院していたり、近くの小学校や中学校、保育園からも顔見知りの先生方が具合の悪くなった生徒さんを連れてこられたり…と、知り合いの方とお会いすることが多く、とてもアットホームな雰囲気で働くことができています。


病棟では、スタッフ同士でも学校の同級生や先輩、後輩がいたりと、休憩時間に地元の情報交換ができるのも楽しみの一つです。他には入院患者さんが同級生の親御さんだったりで、ご家族が面会に来られた時にお会いしてはお互いにびっくりし、そこから患者さんとの会話が弾むきっかけになっています。
急性期でありながら慢性期の側面もあり、病棟勤務でありながら外来も経験できるので学ぶことも多く、やりがいを感じています。
現在は子供が大きくなったので、夕方の勤務を増やしたりと家庭の状況に合わせて働き方を少しずつ変えています。プライベートでは、趣味のエステや食べ歩きなどで自分自身もメンテナンスしながら、仕事も家庭も両立していきたいです。