ブランクのあるママナースの挑戦
大隅鹿屋病院 ICU:谷口 里奈

私が8年ぶりに看護師として仕事復帰する際の最も大きな不安は、独身時代とは異なり子育てと仕事の両立ができるかどうかでした。特に、生活リズムが大きく変わることへの心配がありました。しかし、家族や友人の応援とサポートがあり、就職する決意を固めることができました。
看護師として再就職する際に、経験があるICUを希望し入職しました。また、徳洲会の教育体制がしっかり確立されている点も、就職先を選ぶ際に大きなポイントでした。実際に入職してみると、期待していた通り、徳洲会の教育体制は非常に充実していました。新しい知識や技術を学ぶ機会が豊富にあり、困った時にはすぐに相談できる先輩方がたくさんいます。特に、私のようにブランクがある看護師に対しても、丁寧で親身になって指導してくれるため、安心して業務に取り組むことができました。


私の生活は、家事育児が中心だった生活から大きく変わりました。下の子が3歳と幼く手がかかることも多々ありますが、それでも仕事もママ業も一生懸命頑張る姿を子供たちに見せていきたいと考えています。仕事と家庭の両立は確かに大変ですが、その分充実感も大きいと身をもって感じています。仕事を通じて社会に貢献しながら、家庭でも母親としての役割を果たすことに非常にやりがいを感じ前向きに取り組めています。
就職してよかった点でもう一つ挙げられるのは、職場の雰囲気の良さです。職場の師長はじめ周りのスタッフはみな親切で、温かい雰囲気の中で働くことができています。この点も、私が仕事と家庭を両立させる上で、大きな支えとなっています。今後も、ここでの経験を活かしながら、看護師として更なる成長をめざしていきたいです。そして仕事と家庭の両立を続けることで、子供たちにも前向きな姿勢や努力の大切さを伝えていきたいです。