看護師として過ごした日々

大隅鹿屋病院 5階西病棟:立和田 優那

当病棟に新入職で入職してから7年が経ちました。7年間ずっと変わらない病棟の職場風土は協力体制が整っているところです。自分の業務が終わったスタッフは他のスタッフへ必ず声をかけ、業務が重なり負担が大きければ手の空いているスタッフが業務分担を行い、一緒に取り組む光景を日々見受けます。このような場面は、当病棟の一番誇れるところです。この病棟は、「自分のことだけすれば良い」ではなく「患者と病棟のために」という考えのスタッフが多いように感じています。

私が、看護師としてやりがいを感じていることは、重篤な状態で呼吸器を装着していた患者様が元気に退院されたときや、状態により長期間入浴できていない患者様にケアをしたとき、治療を頑張り病状が良くなったときなど様々です。

患者様の笑顔を見ることができたときは特に嬉しく思います。長い入院生活では、不安や葛藤を抱えている患者様が多いのが現状です。その中でも、患者様が少しでも笑顔になり気持ちが救われる瞬間があったならば、その瞬間を作ることに自分が関わることができていたならば、それは看護師としてのやりがいだと私は感じています。

徳洲会グループは全国に病院を有し「いつでも、どこでも、誰もが最善の医療を受けられる社会」を目指しています。これが実現すればすなわち救われる命も増え、医療従事者ならば一番望むことであり、喜ばしいことだろうと思います。私は、徳洲会の理念を知り、この病院で患者様の命に関り尊さを知り、多くのことを経験し自分も成長することができました。これまで徳洲会で、この病院で頑張ることができ良かったと思っています。ぜひ、一緒に働く仲間になれたらと思います。