地域包括ケア病棟でのやりがい

共愛会病院 3階西病棟地域包括ケア病棟 :和高 幸恵

私は2006年札幌東徳洲会病院に就職し、2015年沖縄県にある南部徳洲会病院に転勤しました。2023年より共愛会病院地域包括ケア病棟で勤務をしております。急性期で専門性のある部署の経験が多く、看護をしているという実感や達成感がありました。

しかし病棟勤務では業務内容や覚えることが多数あり、余裕もなくこなすことで精一杯でした。そのため病棟での勤務は苦手と感じており、共愛会病院で病棟に配属と決まったときには、勤務できるのだろうかと不安が大きく、とても心配でした。現在の病棟では、師長・副主任を始め、スタッフ間の人間関係が良好であり、毎日フォローをしてもらいながら、1年を過ごすことが出来ました。

地域包括ケア病棟は、入院期間が60日間という期限があり、当初は長期間だと思っていましたが、コメディカルと連携し看護を行っていくうちに、期限内で退院する難しさを感じるようになりました。患者様と家族が目指しているゴールへ向かうためには、看護師がリハビリ以外の時間も介入が必要であり、患者様が病棟で過ごしている時間をいかに有意義に過ごすかが大事だと気付きました。

自分が心がけていることとして、患者様のADLを観察し、安心して過ごせるように声かけをしています。実際に不安がある患者様には動作を一緒に確認し、成功体験をすることで、患者様自身の自信に繋がりました。自分の関わりで、患者様のADLが向上し独歩で退院する姿を見ることがとても嬉しくやりがいを感じています。

徳洲会グループは全国に病院があり、北は北海道から南は沖縄県石垣島まであります。僻地や離島で医療を経験したい、専門的分野を勉強したい、家族の都合や転勤などがある場合は、徳洲会グループ内での勤務が可能で強みであるため、看護師として安心して働くことができます。