個別性のある看護
湘南鎌倉総合病院 11階病棟/消化器内科・小児科病棟:吉井 ひめの



私は小学生の頃、入院したことをきっかけに看護師を目指し、勉強に励んできました。その結果、国家試験に合格し、今年の4月から念願の看護師として働いています。入職したばかりの頃は、周りの偉大な先輩方のように看護を実践できるか不安やプレッシャーがたくさんありました。しかし、日に日に任せていただける業務や、自分でできる看護技術が増えていくなかで、少しずつ成長していることを実感しています。
私の目標は、〝患者さんに寄り添った個別性のある看護〟を提供することです。


現在、消化器内科・小児科病棟に所属しており、子どもの年齢や発達段階に合わせた看護を提供することに難しさを感じています。同い年の子供でも成長発達のスピードや性格など人それぞれ異なるので、一人ひとりの患者さんときちんとコミュニケーションをとり、多角的に捉えていくことを意識しています。先輩方にも相談しながら奮闘する毎日ですが、受け持ちの患者さんが退院される際、感謝が綴られたイラスト付きのお手紙をいただけました。それに、ご家族からも「子どものことをしっかり考えてくれる看護師さんで良かった」とおっしゃっていただけました。とても嬉しく、やりがいを感じています。
疾患理解のために勉強をする毎日ですが、自分の目標である個別性のある看護を提供するために、今後も積極的に知識、技術の向上に努めていきたいと思います。