双子の育児と仕事との両立
羽生総合病院 HCU :水越 久人



妻とは同じ職場で知り合い、結婚して双子が誕生しました。妻が妊娠して少し時間が経ってから双子と分かりました。双子の妊娠を知ってから産後の子育てを想像した時に、夫婦二人で育児しないとどうにもならないのではと思い、育児休業について調べるようになりました。
しかし、当時男性で育児休業を取得したスタッフが周りにはおらず、世間でも男性の育児休業取得率は低いですが、育児休業が取れないかなと当時の所属長に相談したところ親身になって相談に乗っていただきました。育児休業の期間についても初めは3か月程度で職場復帰しようと思いましたが、最初の1年間の成長は今しか見られないからと長期の育児休業を勧めてくれました。


育児休業取得前は循環器病棟で働いていましたが、復帰後はICU病棟へ異動となりました。育児休業していた10ケ月ほどのブランクがあることや超急性期の看護経験に乏しかったため知識の取得が必要でしたが、病棟全体でフォローや教育をしていただきました。子供の発熱などで急遽勤務を休むこともありましたが、有給を使用して子どもの看病もできました。異動初めは学習と子育ての両立が難しく、帰宅後はほとんど子育てに時間を費やしていましたが、慣れてくると徐々に隙間時間を活用したりして学習を進められるようになりました。
現在では子供二人ともイヤイヤ期に突入して、朝の準備など時間に追われる毎日です。職場の上司や同僚たちに恵まれ、育児休業を取得して成長を一から見守ることができたことに感謝し、そしてこれからも育児と仕事を両立して頑張りたいです。