印象に残った講義
労働環境が整った職場にはスタッフが集まる!
看護管理の実際の講義で、「労働環境が整った職場には、スタッフが集まる、そのスタッフを大切にすること。職場環境が良好であればスタッフは満足し、それらのスタッフは患者さまに良い医療を提供する」と聞き、完全に心を掴まれました。スタッフを大切にすることは当然のことであると認識しており、働く環境は常に最良でありたいと考えています。そのあたり前のことを実践することが、看護管理の一部であると理解できた時、まずは「できることから始めよう」と、気持ちが楽になりました。
札幌徳洲会病院本間 麻美
覚悟を決めることが必要!
「覚悟を決めることが必要」ということが強く心に残っています。心のどこかで自分にはできないと不安や恐怖があり、決めることができていなかったと気付かされました。不安や恐怖心は無知が生み出すこと、自分自身の知識不足や未熟さであると痛感。看護主任とはどうあるべきなのか、今回の研修で学んだ看護主任に必要とされる知識や実践すべきことをさらに学び、果たすべき役割への責任を背負う覚悟をもち、実践していきます。今後も謙虚に学ぶ姿勢を忘れずに努力し続けます。
札幌東徳洲会病院増田 友里
自分の立ち位置と責任の役割を確認して職務を担う!
「自分の立ち位置と責任の役割を確認して職務を担う」という言葉が強く印象に残りました。患者さまの記憶に残る看護をするためには、質の高い看護ができるスタッフを育てなくてはならないと考えます。患者さまから、感謝の言葉がいただける部署にするため、①スタッフが気持ちにゆとりを持って患者さまに関わることができる環境をつくること、②看護の質を上げるための人材育成をすること、③患者さまのために他部署と連携する体制をつくることを目指します。
共愛会病院松井 静美
東日本大震災で被災した時の状況に衝撃と感動!
「災害について」の講義があり、東日本大震災で被災した時の状況を交えての講義でとても印象に残り、衝撃と感動を覚えました。
スタッフが自宅に帰宅できず連日勤務している状況、家族が被災し安否を気にしながら業務をしなければいけない状況、自己のメンタルも弱っていく、そういった困難な状況であったと説明がありました。こんな凄まじい状況下での管理というのは、とても大変で言葉では言い表せない程だったのだろうと感慨深かったです。
中部徳洲会病院外間 さつき
管理者とは何か分かった
サンクスカードの言葉から!
サンクスカードに「いつも気を使ってくれて」というワードがありました。「気を使って」それは、スタッフが働きやすい環境で看護・介護を提供できるようにという、私の思い込みでやってきたことなのだと気が付きました。働きやすい環境に変化することを信じ、一生懸命に長らく意識してやってきたことで、高く積んだ積み木を倒されたような衝撃でした。私が、気を使いながら業務を終えるようでは人材育成にはならない。自分がいなくても安全な業務が行えるように指導・教育することが人材育成なのだと気が付きました。
庄内余目病院土田 朋美
インシデント発生から研修での学びを実感!
輸液ポンプの誤作動によるインシデントが発生。幸い患者さまは著変なく経過されましたが、もし大量のエアーが入ってしまったらと考えると背筋が凍りました。この輸液ポンプは耐用年数が過ぎており、メーカーから注意喚起があったものでした。院内にある別メーカーの新しいものに交換しようという提案があり、私は「よかった。これでインシデントは防止できる。」と思いましたが、所属長の考えは全く違い「院内の別部署でそのポンプを使ったら、同じことが起こるかもしれない。」と言われ、はっとしました。インシデントへの対応を通して、自部署だけではなく、他部署や院内、ときには地域やグループ全体など広い視野を持つ重要性を学びました。また、パラメディカルや関係部署を巻き込み、財政的・物質的・人的資源を統制し、必要な対策を講じていくことが管理者としての役割であると、研修の内容と実践から学ぶことができました。
野崎徳洲会病院窪木 京子