
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2026年(令和8年)07月27日 月曜日 徳洲新聞 NO.1553 3面
徳洲会緩和ケア部会は6月19日、福岡市で今年度の会合を開催した。現地参加とWEB参加のハイブリッド形式で、医師をはじめ緩和ケアに携わる多職種113人が出席。外部講師による特別講演やグループ施設による演題発表を通じ知識を深めた。
多岐にわたる情報を多くの職員が共有
会は第31回日本緩和医療学会学術大会(6月19~20日)の開催に合わせ行った。医師や歯科医師、看護師をはじめリハビリテーションセラピスト、薬剤師、ソーシャルワーカー、管理栄養士、臨床心理士ら、多職種が参加。福岡徳洲会病院の田口直美・看護師長が当番世話人を務めた。はじめに新部会長に就任した吹田徳洲会病院(大阪府)の上島成也・緩和医療科顧問が挨拶。徳洲会グループの緩和ケアの質向上に意欲を見せた。
続いて一般演題を行い、第一部では「運営の工夫」をテーマに、吹田病院の増田裕美・看護師長が「苦痛を抱える方を、もうお待たせしないために~当院緩和ケア病棟における運営の工夫~」、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の櫻田香織・看護師長(がん化学療法看護認定看護師)が「当院における緩和ケアチームの運営の工夫」と題し、自院の取り組みを紹介。地域の施設や院内の部署・職種間の連携で実践している工夫を披露した。
第二部は「心に残った症例」をテーマに、八尾徳洲会総合病院(大阪府)の今西真奈美看護師、ホームケアクリニック札幌の古川龍太郎医師が発表。それぞれ症例の経過を説明し、患者さんへの対応が本当に良かったのか悩んだケース、独居の終末期患者さんが最期まで自宅で過ごすための体制づくりを考えさせられたケースを紹介した。
特別講演は、一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会の小澤竹俊・代表理事(めぐみ在宅クリニック院長)が「ユニバーサル・ホスピスマインドをすべての人生のそばに」と題し講演した。最後に、今回の幹事を務めた福岡徳洲会病院の廣田一紀・麻酔科緩和ケア部長が挨拶し閉会した。