徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)07月27日 月曜日 徳洲新聞 NO.1553 3面

徳洲会乳がん部会
多職種の知見を共有
第7回乳がん研究会開く

徳洲会乳がん部会は6月27日、京都市で第7回乳がん研究会を開いた。現地参加とWEB参加のハイブリッド形式で、医師をはじめ乳がん診療に携わる多職種63人、16施設が出席。特別講演や症例検討などを通じ研鑽を積んだ。

それぞれの専門性に基づく講演や発表を通じ研鑽

会は第34回日本乳癌学会学術総会(6月25~27日)の開催に合わせ行った。

はじめに佐藤一彦・東京西徳洲会病院名誉院長が挨拶し、近年の乳がん治療について言及。個別化医療が求められている点や、健診からターミナルケアまで患者さんに多くかかわる領域である点を指摘し、多職種が携わるチーム医療が実践されることに期待を寄せた。

続く症例検討・研究報告では、大垣徳洲会病院(岐阜県)の杉原奈津子リハビリテーション科副室長(理学療法士=PT)が「グループ内施設における乳癌周術期リハビリテーション介入の現状調査」、同院の加藤貴由薬剤師が「乳がん化学療法における味覚障害への取り組み報告」。岸和田徳洲会病院(大阪府)の大田隆代・腫瘍内科部長が「肝硬変を伴う早期乳がんにおけるパクリタキセルによって引き起こされた二次性毛細血管漏出症候群」、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)安川誠・初期研修医(1年次)が「乳がんラジオ波焼灼療法導入後の実臨床データ~当院での初期経験~」と題し、自院の取り組みやグループ施設に対する調査結果などを紹介した。

特別講演では、東京西病院の福原昇・放射線科顧問が「知っておきたい放射線治療の実力~患者、そして自分や家族のための『あきらめない放射線治療』」と題し講演。経験を交えながら、放射線治療の有用性や最新トピックを説明した。

部会長の間瀬隆弘・大垣病院院長は同総会での発表を終えた後に合流し、座長などを務めた。閉会後に同研究会幹事会を行い、間瀬部会長らは今後の部会運営方針などを協議。他の部会との連携や多職種の参加について検討した。

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