徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)07月20日 月曜日 徳洲新聞 NO.1552 2面

庄内余目病院
日本褥瘡学会地方会を運営
大会長や事務局担い盛会に

庄内余目病院(山形県)は6月27日、同県内で開催された第22回日本褥瘡学会東北地方会学術集会の運営を担った。同院の富樫弘美・皮膚・排泄ケア認定看護師が大会長、同院が事務局を務め、さまざまなプログラムを企画。「ともに取り組む褥瘡ケア―患者に寄り添う視点から―」というテーマの下、多職種が参加するなど盛会だった。

「多職種の視点で褥瘡ケアを考える機会に」と富樫会長 東北地区の多職種200人超が参加

会は富樫会長の挨拶でスタート。高齢化が進む日本では誰もが褥瘡になり得る可能性を指摘し、あらためて多職種で取り組む重要性を強調。「多職種の視点で褥瘡ケアについて考える機会にしたい」と大会テーマに込めた思いを伝えた。続く特別講演では座長を務め、テーマでもある褥瘡の写真撮影について活発な意見交換を促した。

今大会は庄内余目病院が事務局を務め、同院職員がプログラム作成から当日の運営までを担当。とくに、島田卓治・形成外科部長が座長を務めたシンポジウム「褥瘡ケア実践アップデート―医・看・薬・栄・リハの協働アプローチ―」では、褥瘡ケアに携わる各専門職(形成外科医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリテーションセラピスト)の視点からチーム医療のあり方について、さまざまな意見・質問が飛び交った。

また、東北ブロックに属する徳洲会病院も協力。教育講演で新庄徳洲会病院(山形県)の八鍬恵美・皮膚・排泄ケア特定認定看護師が「ともに取り組む褥瘡予防ケア―見えないリスクを管理する―」と題し、リスクアセスメント、マットレス選択、マイクロクライメイト(皮膚局所の温度・湿度)管理の3つの視点から実務を解説。一般演題では仙台徳洲会病院の江口かつら皮膚・排泄ケア認定看護師が「多職種協働による褥瘡予防回診体制構築とその効果」と題し発表した。

それぞれ会場の参加者と意見を交わすなど、盛況だった。会はスムーズに進行し、トラブルなく終了。富樫会長は、「多くの方に参加していただき、安心しました。情報共有を密に行い、多職種が連携していけたらと思います」と笑顔。

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