
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2026年(令和8年)07月13日 月曜日 徳洲新聞 NO.1551 4面
実際に利用者さんにも協力してもらいながら避難訓練
特別養護老人ホーム逗子杜の郷(神奈川県)は5月25日、火災を想定した避難訓練と、その後に福祉避難所開設訓練を実施した。避難訓練は、建物の構造的特徴を事前の勉強会で学び、本番では利用者さんに協力してもらいながら行った。警報音が大きすぎ、声が通りにくいといった課題が見つかった一方、職員間の連携や速やかな状況把握などの成果を確認。また、初期消火に失敗した際の迅速なドアの閉鎖や、安全な特別避難階段の前室への一時避難など、勉強会で共有した建物の高い耐火・防煙構造を信頼した動きができた。
続く福祉避難所開設訓練では、市役所や地区避難所運営委員会、地域住民らと連携し、災害発生時の連絡体制や動線を確認。さらに、要支援者を受け入れる際の手順をシミュレーションした後に、段ボールベッドの組み立て訓練も行った。
田邉笑美子施設長は「絵に描いた餅ではなく実践的な訓練を行い、ひとりも犠牲者を出さないようにするという目標を達成しました。事前の勉強会を含め、今回の経験を次に反映していきます。今後は夜勤帯の想定や臨機応変な対応、消火栓の活用も視野に入れ、地域全体で防災体制を高めていきます」と意気込みを語った。