
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2026年(令和8年)07月13日 月曜日 徳洲新聞 NO.1551 3面
「患者さんに正しい情報をお届けすることが重要」と神保部長
湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の神保健二郎・乳腺外科部長は5月30日、県内で開催された「かながわ乳がん市民フォーラム」で基調講演を行った。テーマは「乳がん手術の選択肢を知ろう~あなたにとってのベストな手術って、なに?~」。乳がんサバイバーやその家族など200人超が熱心に聴講した。
講演では、がんの性質や疫学について解説したうえで、乳がん手術が体への負担を減らしながら治療効果を維持する方向へ進歩してきた歴史を紹介。乳房温存術をはじめ、メスを入れないラジオ波焼灼療法(RFA)や内視鏡手術など、現在のさまざまな治療の選択肢も説明した。また、進歩する補助薬物療法にも複数の選択肢があることに触れ、治療の正しさと患者自身の納得を両立させることの重要性を訴えた。
講演を終えた神保部長は、「患者さんに正しい情報をお届けすることの重要性をあらためて感じました。乳がんを必要以上に恐れるのではなく、正しい知識をもとに病気と向き合うことの大切さを共有できた有意義な時間となりました」と強調。 さらに、「このフォーラムは多くのボランティアスタッフによって運営されており、その熱意には頭が下がる思いでした。このような活動を支える方々の存在の大きさをあらためて実感しました」と振り返った。