徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)07月13日 月曜日 徳洲新聞 NO.1551 3面

生駒病院が潜在看護師支援研修
再就職の糸口に期待!

熱心に作業の手元を確認し、手技を学び直す潜在看護師

生駒市立病院(奈良県)は6月11日、潜在看護師復職支援研修を実施した。応募のあった2人に対し、同院の認定看護師や特定看護師が講師として座学と実践的な演習を含んだプログラムを用意。バイタルサイン測定や呼吸・腹部聴診、心電図モニター、採血・点滴静脈注射・輸液ポンプ、酸素・吸引療法、認知症看護、褥瘡予防など現場で必要なスキルや知識を網羅的に提供し、研修終了後は、座談会を行い再就職に向け情報提供も行った。

受講者のブランク年数はそれぞれ5年と19年で、「忘れていたフィジカルアセスメントの基本を思い出すことができました」、「静脈確保の物品が進化し、手技が簡単になっていて、少し安心しました」など安堵の声が聞かれた。

宮原啓子・看護部長は、「ブランクのある潜在看護師が当院の研修を受講することで、復職への自信につなげてもらえたら」と思いを語り、「このような取り組みは市立病院が担う役割と考えます。この研修を通じ、現場復帰するイメージが明確となり、再就職の糸口になればうれしい」と潜在看護師らの未来に思いをはせた。

同県では、これまで潜在看護師の復職支援制度を設けているのは県看護協会のみだった。今後、同院は地域での復職支援の窓口としてサポート体制を強化していく考え。

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