
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2026年(令和8年)06月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1548 2面
徳洲会麻酔科部会は5月21日、神奈川県で総会を開催した。会場とオンラインを合わせ、計40人以上が参加。多職種連携や医療安全への取り組み、生成AIを用いた術前・術後評価システムの導入などについて、活発な議論を展開した。
全国のグループ病院から医師だけでなく看護師も参加
多職種連携の活動報告などを行う關根部会長
冒頭、部会長の關根一人・千葉西総合病院麻酔科主任部長が挨拶に立ち、多職種連携の活動報告を行った。これまでに特定看護師や臨床工学技士の麻酔補助業務の拡大に向けて合同会議を開催、グループ病院の成功事例を共有し、議論したことを報告した。
また、集中治療領域との連携強化や、BISモニター(患者さんの脳波を数値化し鎮静レベルを評価する機器)センサーの他社メーカ製への切り替え、医療資材費の削減、さらに麻酔科応援システムについても説明があった。
医療安全報告では、未承認医療機器の使用による患者さんへの不利益事例などを共有。対策として、つねにモニタリングを怠らないことや、リスクのある処置は手術室で行うことを徹底するよう呼びかけた。加えて、今年度の専攻医採用状況を共有し、今後の採用活動を強化する方針も示した。
続いて、各学会評議員が情報提供を実施。日本麻酔科学会は湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の倉橋清泰・院長補佐兼麻酔科主任部長、日本心臓血管麻酔学会は葉山ハートセンター(同)の小出康弘・麻酔科部長、日本小児麻酔学会は共愛会病院(北海道)の澁田達史・副院長兼麻酔科部長が、各学会の近況を報告した。
さらに、「生成AIによる術前評価システムの共通導入と術後疼痛管理評価システム」について協議した後、最後に、2026年度の構成案を提示。副部会長に野崎徳洲会病院(大阪府)の武富太郎・副院長兼麻酔科部長と福岡徳洲会病院の鳴尾匡史・手術部部長が就任、各委員のメンバーも示し、閉会した。