徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)06月01日 月曜日 徳洲新聞 NO.1545 3面

東京西病院
「スマートベッド」を追加導入
寝たきりにしない看護DX加速

「患者さんを寝たきりにしない看護を」と(左から)菅原・副看護部長、佐々木・看護部長、大久保副主任モニターで患者さんの様子を確認し、すぐにベッドサイドに行ける仕組み

東京西徳洲会病院は、4階南・北病棟(96床)にスマートベッドシステムを導入した。2023年8月に導入した3階南・北病棟(99床)と合わせ計195床と、全病床の4割超に拡大した。同システムは患者情報やADL(日常生活動作)、食事指示、転倒・転落リスクなどをピクトグラム(図記号)でモニター表示。電子カルテと連動した最新データがリアルタイムで反映される。

菅原隆広・副看護部長は「患者さん一人ひとりのADLに応じ、秒単位で離床アラートを設定でき、転倒・転落予防や離院防止に貢献しています」と説明。大久保哲実・看護副主任は「ワンタッチでバイタルサインを早期警告スコア(NEWS)に連動できるなど、看護業務の効率化になっています。患者さんに、より手厚いケアを提供していきたい」と抱負を語る。

今回導入した4階南・北病棟は脳神経外科などのICU(集中治療室)を経由する患者さんが多く、急変リスクが高い。リアルタイムの情報共有で多職種連携を強化し、早期離床につなげたい構えだ。佐々木悦子・看護部長は「働きやすさの改善はもちろん、看護師がベッドサイドにいる時間を増やすことや、患者さんを寝たきりにしない看護を実践するために、DX(デジタル変革)を活用していきたい」と積極的。

同院はインカム(無線機)の運用も開始。都の補助金を活用し、今後も看護師の負担が大きい病棟から順次DX化していく方針。

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