
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2026年(令和8年)06月01日 月曜日 徳洲新聞 NO.1545 3面
名瀬徳洲会病院(鹿児島県)は新年度に入り内科の診療体制を強化した。新たに高橋大悟医師が加わり、常勤医が3人から4人となった。高橋医師は、今まで主に都内で活動していたが、離島医療への関心や子育て環境を理由に、同院への入職を希望。家族とともに奄美大島に移住した。専門医資格を生かし、島の医療充実に意欲を見せている。
「話すことが好きなので、島の皆さんは気軽に相談してほしいです」と高橋医師
高橋医師は循環器を専門とし、2015年の大学卒業後、主に都内の大学病院で活動。循環器領域のなかでも、とくに体に負担をかけない診断・治療分野を手がけ、大学院で心臓の画像診断に関する研究を行った経歴ももつ。出身も東京都で、奄美大島を訪れたことはなかったが、離島医療に対する関心と子育ての環境を考え、名瀬病院で働くことを決意、今年4月1日に入職した。
「親族に北海道の礼文島で医療を提供する医師がいて、以前、旅行を兼ねて会う機会がありました。すべての患者さんを診なければならず、すごく努力している姿が印象的で、思い描く医師の理想像でした。その時に離島医療に興味をもちました。3人の子ども(いずれも未就学児)を伸び伸びした環境で育てたいと考えていたこともあり、妻と相談し、移住することにしました」(高橋医師)
現在は、取得している総合内科専門医の資格なども生かしながら、内科中心に外来や入院の患者さんに対応。時には患者さん宅を訪れるなど、在宅医療も行う。また、隔週で島内の笠利病院でも診療している。高橋医師は「体に負担の少ない心臓CT(コンピュータ断層撮影)や心臓MRI(磁気共鳴画像診断)を当院でも実施しているので、得意分野を生かしつつ、経験を重ねていきたいです。徳洲会は診療科や地域、国を超えて人材交流を図るイメージがあるので、いろいろな方と接点をもって幅広く活動していきたいです」と前向きだ。
島の生活についても、「私自身、大変気に入っています」と吐露。「子どもも海が好きで、伸び伸び生活できていると思います。大家族も珍しくなく、島の皆が助け合っている雰囲気が好き。教育面も、今通っている幼稚園の先生方が本当によく面倒を見てくださり、安心できます」と笑顔を見せる。