徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)04月27日 月曜日 徳洲新聞 NO.1540 3面

徳洲会グループ介護部門
全体の方向性や施設運営など共有
7年ぶり介護施設全国経営対策会議

徳洲会グループ介護部門は、介護施設全国経営対策会議を7年ぶりに開いた。グループの介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)など介護保険施設の幹部や、各種サービスの部門長ら123人が出席し、徳洲会介護事業部全体の方向性、マネジメントに関する情報、新体制などを共有した。途中、東上震一理事長が駆け付け、徳洲会グループの方向性を示すとともに、出席者を鼓舞する場面も見られた。

自身の経験やグループの現状を示し出席者を鼓舞する東上理事長 徳洲会グループ介護事業部の方向性を示す末吉・担当専務理事 2025年度の介護部会の取り組みと成果を説明する櫻井部会長

はじめに、徳洲会介護部門担当専務理事の末吉敦・宇治徳洲会病院(京都府)院長が、同部門の取り組みや目指す方向性について説明。2月1日時点で介護施設・事業所数は416に上り、事業種別に部門長を配置して介護部門全体を運営している現状を伝えた。

続いて、2025年度介護事業別収支・事業利益に言及。とくに老健、特養、介護医療院の施設サービスの状況を、全国平均などを用いながら解説した。最後に介護部門の今後のテーマを掲げ、①効率の良い経営、②在宅部門の強化(とくに訪問看護ステーション)、③補助金を活用したICT(情報通信技術)機器の導入(人件費率のさらなる抑制)、④一部施設による介護ICTの研究、⑤社会福祉法人の一本化――などについて説明し、理解を求めた。

また、老健の介護医療院への転換にも触れた。途中、徳洲会介護部会長の櫻井健一・特養かまくら愛の郷(神奈川県)施設長が、25年度介護部会活動として、各種会議や研修会、社会福祉法人運営の規程の見直しなどを報告した。

東上震一理事長も駆け付け、「徳洲会が目指すべき方向性や今後の取り組みについて」と題し講話する場面も見られた。東上理事長は、“人は皆、自分の思うとおりの人間になれる”とし、心臓外科医として成長した過程や岸和田徳洲会病院(大阪府)院長に着任した時のエピソードを披露。そのうえで、徳洲会グループの現状や考え方を提示した。最後に、あらためて利益追求が目的ではないことを強調。「徳洲会は患者さんの命を救い、患者さん、職員の幸せを追求する集団です」と締めくくると、大きな拍手が起こった。

この他、コンプライアンス(法令順守)や介護報酬改定、事業別損益管理表の作成、利用者さんの状態変化と要介護度の整合性に関する注意喚起や情報共有を行った。新体制も示し、新たに加わった山上美恵子・一般社団法人徳洲会(社徳)介護事業部看護・介護部長をはじめ、コンプライアンス部門長の松野玉枝・社徳介護事業部看護・介護部長補佐、事業種別の各部門長らが挨拶した。

最後に、施設の事例発表を行い、老健松原徳洲苑(大阪府)、介護医療院ゆうかりの木陰(静岡県)、特養逗子杜の郷(神奈川県)が、それぞれ成果を上げた取り組みを披露した。

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