徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)04月27日 月曜日 徳洲新聞 NO.1540 2面

防災訓練で初の炊き出し
老健リハビリケア湘南かまくら

カーテンを閉めてランタンの明かりを頼りに作業する場面も

介護老人保健施設リハビリケア湘南かまくら(神奈川県)は、BCP(事業継続計画)の見直しを目的に施設内で防災・感染訓練を実施、初めて炊き出し訓練も行った。訓練はライフラインが停止した状況下で、管理栄養士や介護職員など多職種が連携して炊き出しを行い、途中、カーテンを閉めて暗くしたなか、ランタンの明かりを頼りに作業を進める場面もあった。

参加者からは暗所での視認性やアルファ米の食感、ゴミ回収の困難さなどについて意見が続出。幹部からは夜間停電時の人手不足や、介護と食事提供の役割分担の重要性など指摘があった。

企画運営した防災委員の中森雄一・介護福祉士は「実際に動くことで多くの課題が見えました。有事に備えBCPをアップデートしていきます」と意欲的。池田幸恵・管理栄養士は「失敗を前提とした訓練でしたが、多職種の連携により、思った以上の学びがありました」、柴田久美子・看護師長は「書面や動画視聴では得られない危機感を共有できました。全職員で施設を守る意識を醸成していきたいです」と手応えを口にした。同施設は今回の教訓を生かし、より実効性の高い災害対策を構築していく考えだ。

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