
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2026年(令和8年)03月23日 月曜日 徳洲新聞 NO.1535 4面
荻野 千晶 湘南かまくらクリニック(神奈川県)皮膚科医師 日本皮膚科学会専門医
A. お答えします。
パラパラとたくさんできているのなら、ホクロではなくイボかもしれません。いずれにしても、日常的に、ひげをそる場所に突起物があると傷ができやすく、そこから細菌感染する可能性もありますから、放置はしないほうが良いでしょう。悪性の可能性も否定できませんから、まずは皮膚科を受診してください。
イボとひと言で言ってもウイルスによって増えるイボと、加齢にともない増えるイボがあり、対処法が異なります。ウイルス性のイボであれば液体窒素での冷凍凝固や、治りにくければ漢方薬の薏苡仁を処方します。加齢によるイボであれば(薏苡仁が効かないため)液体窒素かレーザーで治療します。そしてホクロもまた少しずつですが、増えたり大きくなったりしますので、邪魔になるならばレーザーや手術で除去します。
残念ながらホクロも加齢によるイボも予防はしにくいのですが、紫外線刺激が影響するとも言われています。また、ウイルス性のイボは小さな傷口からウイルスが入り広がることもあるため、優しくそれる電気カミソリを使うのも有効。男性も乾燥しやすい冬を中心に、ひげそり後は保湿して皮膚のバリア機能を保つのも良いでしょう。