徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)03月23日 月曜日 徳洲新聞 NO.1535 2面

湘南鎌倉病院
バーレーンとMOU締結
放射線治療や人材交流で協力

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は2月13日、バーレーンとMOU(覚書)を締結した。両国の医療水準向上や人材交流などが目的。締結式に先立ち、同国の医療関係者からなる一行が、同院の先進的な放射線治療設備を視察した。

小林院長(中央)らが締結式の後に記念撮影 BNCTなど先進的な放射線治療設備を視察

湘南鎌倉病院は国際原子力機関(IAEA)から「がん放射線治療におけるアジアのハブ施設」として指定されており、最新のトモセラピーや陽子線治療装置、次世代のがん治療として期待されるBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)装置を備えている。同国一行は、これら先端的な設備とともに、患者さんの心に寄り添う徳洲会の医療哲学に深い関心を示した。

締結式で小林修三院長は歓迎の意を表した後、「当院はIAEAのハブ施設として、われわれがもつ知識や先端的な医療機器、医療サービスを共有する用意があります」と強調。続けて「単に設備が最新であること以上に、徳洲会の理念である“生命だけは平等だ”に基づき、24時間365日、心を込めて提供する医療こそが重要です。心をともなう高度な医療ケアを、バーレーンの方々とも共有していきたい」と呼びかけた。

これに対し、バーレーン側は「放射線腫瘍学の分野での取り組みに深い感銘を受けました。MOUを通じ、知識の交流と患者ケアの向上に向けた協力体制を築きたい」、「心臓専門医としての経験から見ても、貴院の医療には強い『心(ハート)』があると感じました。前向きな協力ができると確信しています」など意欲を示した。

今回のMOUにより、医療技術の共有、医師や看護師の研修、臨床研究の推進、さらには遠隔診断など幅広い分野での連携を模索していく。同国一行は「徳洲会の理念がバーレーンの地でも同様に響き渡ることを確信しています」と結び、協力関係の進展を誓い合った。

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