
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2026年(令和8年)03月16日 月曜日 徳洲新聞 NO.1534 3面
受講した23人全員が修了
一般社団法人徳洲会は2月18日、湘南鎌倉医療大学(神奈川県)で第212回TCLS(徳洲会二次心肺蘇生救急教育講習会)を開いた。科学的根拠に基づいた心肺蘇生法の習得を目的とする講習会で、日本救急医学会認定ICLSコースとして実施した。看護師国家試験を終えた有志の看護学部看護学科4年生23人が受講した。同大学での開催は3回目。
冒頭、大学を運営する学校法人徳洲会の福島安義理事長が「目の前に倒れた患者さんがいたら、いつでもサポートできるように、しっかりと技術を身に付けてください」と激励。続いてコースディレクターの南部徳洲会病院(沖縄県)の清水徹郎・救急診療科部長が「皆さんは、これから看護師として現場に入っていくことになりますが、学生時代に経験したことはとても重要です。ぜひ楽しみながら学んでください」と呼びかけた。
参加者は講義や実技をとおして、BLS(一次救命処置)、気道確保、気管挿管、換気、除細動器の使用法、心電図モニターの見方などを習得。実技評価も行い、福島理事長から受講者全員が修了証を受け取った。
ICLS認定インストラクターの資格をもつ同大学の藤巻翔助教は「大学の講義・演習ではBLSまでの内容ですので、学生たちには4月からの臨床での業務開始に向けて、知識・技術を底上げしてもらいたいと考えています」と同大学でのTCLS開催への思いを話す。
湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)に入職予定の大下楓次郎さんは「看護師として現場に出た時に、蘇生技術を知っておくことで、いざという時に一歩前に出ることができると思い受講しました。これからも勉強を続けていきたい」、荒井梨沙さんは「病院での勤務開始後に役立つもの、学べるものがあれば吸収したいという思いで受講しました。実際の場面に遭遇したら、もっと緊張すると思うので、学生のうちにTCLSに参加できてよかったです」と充実した表情を浮かべていた。