徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)03月09日 月曜日 徳洲新聞 NO.1533 4面

東京徳友会が創立20周年賀詞交歓会
“生命だけは平等だ”の理念を貫く
会員企業や徳洲会施設から170人超参加

東京都内の徳洲会病院・施設の協力企業で構成する東京徳友会は2月3日、創立20周年記念基調講演および賀詞交歓会を開催した。会員企業や徳洲会病院・施設から170人超が参加、積極的に交流する姿が見られた。20周年の節目となる今回、特別企画の基調講演では、徳洲会の東上震一理事長が演者を務め、「徳洲会グループ50年の歩みとこれから」と題し、心臓外科医としての自身の来歴や、徳洲会グループの運営の特徴や方針などを語った。

「次の10年に向け新たな一歩を踏み出したい」と樋口会長

基調講演に先立ち、東京徳友会の樋口昭久会長が挨拶。「東京徳友会は20周年という節目を迎えることができました。この20年間は、会員企業の皆さんと、徳洲会グループの現場の皆さんと一緒に愚直に積み重ねてきた年月の長さだと思っています。皆さんと今日という日を迎えることができて、本当にうれしく、また誇らしい気持ちです。あらためて感謝申し上げます」と謝意を表した。

20周年を盛大に祝う樋口会長(前列右から5人目)や東上理事長(その左)ら

また、東上理事長の基調講演に言及し、「徳洲会の原点である“生命だけは平等だ”という理念を、私たちは言葉として知っているだけでは足りません。それぞれの現場で、どう貫いていくのか、また地域のなかでどのように守り続けていくのか、あらためて私たち一人ひとりが受け取り直す良い時間になると確信しています」と期待を込めた。樋口会長は挨拶後、東上理事長の略歴を紹介、大勢の拍手で迎えられ、東上理事長が登壇し基調講演を行った。

昭島市から東京西病院に感謝状

基調講演後に行われた賀詞交歓会では、樋口会長が再び登壇。「次の10年に向けて、新たな一歩を踏み出す日にしたいと考えています。徳洲会グループ病院・施設、会員企業の皆さんとともに歩んでまいりますので、今後も引き続きよろしくお願いいたします」と呼びかけた。

続いて、東上理事長が「基調講演を通じて徳洲会に対する理解をより深めていただけたらうれしいです。東京徳友会のますますの発展を願っています。これからも引き続き徳洲会グループへのご支援をお願いいたします」と挨拶。

この後、加藤育夫・福生市長が来賓挨拶で、20周年の祝辞を伝えたうえで、「西多摩地域の安全、安心のためにも、徳洲会の方々には、ぜひ医療連携を推進していただけたらと思います」と希望した。

来賓紹介では一般社団法人徳洲会の石川一郎本部長、中野康広・事務局長、武蔵野徳洲会病院の桶川隆嗣院長、東京西徳洲会病院の堂前洋院長、むさしの救急病院の木庭雄至院長、昭島市の臼井伸介市長、西東京市の池澤隆史市長、東京西徳洲会病院健康友の会の大貫昭子会長らの名前が読み上げられ、それぞれ祝意を表した。地域選出の代議士や都議ら、さらに神奈川徳友会や山梨徳友会からの出席者も駆け付け、お祝いムードを盛り上げた。

続いて、昭島市から東京西病院に対し感謝状の贈呈が行われ、徳洲会を代表して東上理事長が臼井市長から受け取った。臼井市長は「地域の救急医療を確立し、献身的な努力と優れた医療活動により、尊い命を救い、地域に安心をもたらしました」と同院の功績をたたえた。

松永・特別顧問に感謝状

次に、東京徳友会創立以来の多大な貢献をたたえ、樋口会長から前会長の松永忠夫・特別顧問に感謝状が贈呈された。樋口会長は「誠実で温厚な人柄は、つねに会員一同の模範となってきました」と謝意を示した。感謝状を手に松永・特別顧問は「ご縁があって東京徳友会の会長職を預かったこともありました。徳友会は私の人生のなかで本当に意義深い組織でした」と振り返り、感謝の念をあらわにした。

また、国内外の被災地で災害医療支援活動などに取り組むNPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)への寄付金の贈呈を実施。石川本部長が松永・特別顧問から目録を受け取った。病院・施設への車いす(目録)の贈呈も行われ、武蔵野病院と介護老人保健施設(老健)武蔵野徳洲苑に対する車いすを桶川院長が、東京西病院と老健いちいの杜に対する車いすを堂前院長が、むさしの病院に対する車いすを木庭院長が、東京徳友会の各役員から受け取った。

乾杯の音頭を取った石川本部長は、徳洲会東京本部の会議室に建立した徳田虎雄・名誉理事長の銅像に言及。本部で樋口会長とともに東上理事長との面談を終えた松永・特別顧問が、銅像を見ると、「徳田先生、東上理事長がしっかりと徳洲会を運営していますから、ご安心ください」と、涙を流しながら言葉を発したという感動的なエピソードを紹介した。

和やかな雰囲気で歓談のひと時を過ごすなか、病院・施設が近況報告などを行った。当日が節分だったことから、東上理事長や樋口会長らが壇上から豆をまき、列席者の無病息災を祈念するひと幕も見られた。

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