
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)12月08日 月曜日 徳洲新聞 NO.1521 3面
社会医療法人母恋の現状を説明する山本院長
社会医療法人母恋(北海道)の山本浩史・天使病院院長は同法人の紹介を行った。同法人は札幌市の同院と室蘭市の日鋼記念病院が中核。天使病院は周産期・小児医療を柱とし、年間分娩数は600件を超える。道内最大規模の新生児集中治療室(NICU)を有し、地域の中心を担っているが、内科医師や看護師不足から救急対応の拡充に課題を抱えている。
一方、室蘭市は人口の激減や高齢化率38%と過酷な状況にあり、日鋼記念病院は深刻な医師不足に直面、病床削減やNICU閉鎖を余儀なくされた。この問題の背景として、山本院長は大学医局からの医師派遣体制が限界に達し、とくに内科医師が著しく不足するという北海道全体の構造的問題を指摘した。地方の薬剤師不足なども示した。
さらに、同法人が地域医療の維持に奮闘する現状を示しながら、徳洲会グループへの参入による経営改善に期待を寄せた。