徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2025年(令和7年)11月24日 月曜日 徳洲新聞 NO.1519 4面

教えてドクター
無理強いは禁物!

Q.「4歳の子どもが、どうしてもピーマンを食べません」(34歳・女性)

大川貴司 長崎北徳洲会病院副院長(小児科) 日本小児科学会専門医

A. お答えします。

子どもの好き嫌いで、お悩みのお母さんは少なくありません。子どもは味覚が敏感で、苦い、酸っぱい、ぬるぬる、ごわごわなど味だけでなく食感を受け付けないことも多く、ピーマンは難敵のひとつですね。

ビタミン、βカロチンなど豊富な栄養素を含みますので、何とか食べてほしい食材ではありますが、無理強いは禁物です。細かく刻んでチャーハンに入れたり、カレーの具材としたり、炒めて苦みを軽減したりする工夫も有効ですし、栄養面ではブロッコリーやカボチャなどで代替が利きます。

食事は栄養面だけでなく精神心理面でも重要です。無理強いすることで親子関係がギスギスし、ひいては食事そのものへの嫌悪から拒食になりかねません。それではお母さんのせっかくの思いも逆効果です。最近は学校給食でも完食を強制することはありませんし、小学校高学年ともなれば味覚も変化し、多くの食材を食べる重要性も理解できるようになり、食べられるようになるものです。焦らず、少しずつ、食べられたら褒めて、子どものモチベーションを高めてください。楽しい食事が基本です。お母さんの工夫や思いを、子どもはきっと理解するようになりますよ。

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