徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2025年(令和7年)11月03日 月曜日 徳洲新聞 NO.1516 3面

湘南鎌倉病院先端医学研究所
第3回全体ミーティング
成果共有し研究員ら交流

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は9月11日、隣接する湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)で、第3回湘南先端医学研究所全体ミーティングを開催した。所属する研究員や部門間の相互理解を促進したり、研究成果を共有したりするのが狙い。同研究所は臨床に直結する基礎研究を行う部門として2021年4月、同院が湘南アイパーク内に開設。小林修三院長が所長を務める。

札幌東&野崎病院研究所も参加

「研究には大勢の患者さんを救える可能性があります」と小林院長 積極的な交流と活発な議論を呼びかける浅原副所長 徳洲会グループの3研究所が成果を発表し合い、交流を促進

全体ミーティングには前回に引き続き、同研究所と同じく文部科学省から研究機関として指定を受けている札幌東徳洲会病院医学研究所、野崎徳洲会病院(大阪府)附属研究所の研究員も参加し、グループ内研究機関の交流促進の機会ともなった。

湘南先端医学研究所の浅原孝之副所長(TIMC TOKYO院長)の開会挨拶に続き、同研究所再生医療開発研究部の増田治史・主席研究員らが、急性腎障害や慢性腎障害の治療法確立に向けた研究を発表。糖尿病による心筋梗塞の解明をテーマとした研究などについて、これまでの進捗報告を行った。

続いて、野崎病院研究所が細胞比率の自律的な最適化や、妊娠高血圧症候群と胎盤形成に関する研究を報告。札幌東病院研究所は好酸球性副鼻腔炎の治療法開発や、がん薬物療法分野への薬剤師介入の有用性をテーマに発表した。

この後、湘南先端医学研究所がん医療研究部の新津洋司郎・主席研究員や野口雅之・主席研究員、再生医療開発研究部の大竹剛靖・主任研究員ら4人が発表。新津・主席研究員は、がんのGSTP1(薬剤耐性の原因となる酵素)や、がんの転移・浸潤・血管新生の抑制、肝線維症に対する新たな治療アプローチに関する各プロジェクトの取り組みを紹介した。野口・主席研究員は、国内の創薬活動への貢献を目的に検体の分譲を行うオンデマンドバイオバンクセンターの立ち上げに向け、役割や仕組みなどの概要を説明した。

終了後、ポスター発表を兼ねた懇親会を実施。席上、小林院長は「研究には大勢の患者さんを救うことのできる可能性があり、当研究所はその力をもっている集団だと自負しています。皆さんのますますのご活躍に期待しています」と列席する研究員にエールを送った。

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