
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)10月20日 月曜日 徳洲新聞 NO.1514 4面
感染対策のための個人防護具の装着を体験する生徒ら
庄内余目病院(山形県)は高校生を対象とした「ふれあい看護体験」を開催した。医療や福祉、看護のあり方を考えるきっかけをつくるとともに、生命や看護に対する理解と関心を深める機会の提供が目的。鶴岡市と酒田市にある4校から、3年生を中心に計4人が参加した。看護師に加え臨床工学技士や管理栄養士も講師を務めた。
オリエンテーション後、参加者は手洗いチェッカー体験を通じ手指衛生の大切さを学び、病棟での看護体験を実施。血圧や体温、酸素飽和度(SpO₂)を測定したり、脈拍の確認や心音の聴取を行ったりした。
また、車いすへの移乗体験や処置の見学のほか、個人防護具の装着など感染対策、人工呼吸器やIABP(大動脈内バルーンパンピング)など医療機器・器具について説明を受け、心肺蘇生のシミュレーションを体験するなど看護の現場に触れた。昼食時にはソフト食やミキサー食の試食も行った。
先輩看護師との意見交換会では「患者さんにとって看護師の支えは大きいと感じた」、「一人ひとりの患者さんに応じた対応を知ることができた」といった感想が聞かれた。永井佑里子看護師は「初めての体験に緊張しつつも、真剣に向き合う生徒たちの姿が印象的でした。今回の体験が、将来の進路を考えるきっかけになればうれしいです」と笑みを浮かべていた。