
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)10月20日 月曜日 徳洲新聞 NO.1514 2面

インフルエンザの定点当たり報告数の全国平均が徐々に増加、第41週(10月6~12日)で2.36人と流行期に入っている。沖縄県が最多の14.38人と再流行を見せているほか、東京都の4.76人を中心に首都圏での流行が顕著。学校への影響も大きく、第41週の学年閉鎖は59、学級閉鎖は264に上っている。
10月からは今季のインフルエンザワクチンの接種が始まっており、今年は流行が例年に比べ前倒しになっていることからも、各自治体が早めの接種を呼びかけている。同ワクチンは従来の注射型に加え、2023年から2~19歳未満を対象に点鼻型が薬事承認された。「痛くないワクチン」と注射が苦手な子どもに朗報だが、注射型に比べ高額なことが難点。ワクチンは自治体によっては助成費用が出ているため、接種前に確認したい。
前季(2024-25年)のインフルエンザ報告数は世界的にコロナ禍以来最多の流行となっており、今季も流行が早いことから警戒感が高まっている。日本ワクチン学会は罹患率や死亡率の低下のため、生後6 カ月以上に対するインフルエンザワクチン接種を推奨している。
新型コロナ感染症の第41週の定点当たり報告数は3.72人と減少傾向にあるが、例年、同感染症は夏季、冬季と年2回流行する傾向にあるため、今後、インフルエンザとの同時流行にも注意が必要だ。