
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)10月06日 月曜日 徳洲新聞 NO.1512 3面
「報告しやすく、学びやすい環境を」と深野部長
一般社団法人徳洲会の深野明美・医療安全・感染管理部部長は、医療安全にかかわる検討会の内容を報告した。厚生労働省で議論された内容をもとに、徳洲会グループへの示唆と改善方針をまとめ、インシデント報告と学習を軸とした包括的な医療安全文化の構築が大切だと強調した。
徳洲会グループ内では年間約200万件に上るインシデント報告があり、報告文化自体は根付いている。しかし、レベル4 以上の重大事故も発生しており、報告制度の精緻化と再発防止策の強化が不可欠であると語気を強めた。
課題としては、とくにB類型(必ずしも回避可能でない重大事象)に分類され得る手術関連事象の分析と改善策の定着を図ること、さらに管理職の積極支援、医療安全管理者の継続研修、専従職員配置義務化を見据えた体制整備が急務となっている。深野部長は「報告しやすく、学びやすい環境をグループ全体でつくり、改善の循環を止めてはなりません」と、医療安全文化の浸透を促した。