第2回「音の灯コンサート」 | 徳洲会グループ

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徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2025年（令和7年）09月29日　月曜日徳洲新聞 NO.1511 3面

第2回「音の灯コンサート」

美しい音色で会場に集まった患者さんらを魅了する竿下さんがんの放射線治療とOXRAYの特徴を紹介する石原・医学物理士長

宇治徳洲会病院は院内で第2回「音の灯コンサート」を開催した。第1部で石原佳知・放射線治療科医学物理士長兼診療放射線技師長が医療講演を行い、同院で導入した国産放射線治療装置OXRAYを紹介。放射線を出す加速管の世界最小化により、照射ヘッドを動かしながら照射でき、さらに装置の土台も水平方向に旋回でき、より自由度と精度が高い照射が可能なことなどを説明した。

7月から稼働し、これらの機能を駆使して世界初の治療方法となった症例を紹介。治療時間の短縮などにもつながった点をアピールした。

第2部でピアノコンサートを実施。“ステージⅣ肺腺がんと共に生きるピアニスト”として、現在も同院で治療を受けながら音楽活動を続ける竿下和美さんが映画音楽やクラシック、Jポップなど、さまざまなジャンルの曲を演奏、患者さんをはじめ訪れた方々を魅了した。