
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)09月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1510 4面

徳洲会栄養部会が各ブロックから選抜したレシピから、南関東ブロックの湘南厚木病院(神奈川県)の「鶏肉の西京焼き~酒粕風味~」を紹介します。
鶏肉を味噌と酒粕で漬け込むことで、肉がやわらかくなり、うま味が増します。味噌と酒粕に含まれる発酵成分は腸内環境を整えるため、消化・吸収のサポートや便秘の改善にも効果的です。
一方、鶏肉に含まれる良質なタンパク質は、筋肉の修復や免疫機能の維持、疲労回復などが期待できます。また、味噌と酒粕のうま味成分(グルタミン酸など)が鶏肉の味を引き立て、少量の塩分でも満足感を得られるようになるため、減塩にも貢献します。そのため血圧の低下や腎臓への負荷軽減などをサポートし、健康維持に役立ちます。
鶏モモ肉 100g
(酒粕から黒コショウまでA)
酒粕 大さじ1
白味噌 小さじ1
みりん 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/2
長ネギ 2㎝
小ネギ 2㎝
むき枝豆 大さじ1
コーン 大さじ1
バター 小さじ1/2
黒コショウ 少々
【Step.1】Aをよく混ぜ合わせ、鶏モモ肉を3時間ほど漬け込んでおく。
【Step.2】長ネギと小ネギは斜め切りにし、水にさらした後、水切りする。
【Step.3】クッキングシートを敷いた天板にStep.1を乗せ、180℃に予熱したオーブンで約15分焼く。
【Step.4】枝豆とコーンはオーブン(スチームモードがあれば使用推奨)で5分加熱し、バターと合わせる。
【Step.5】焼き上がった鶏モモ肉に黒コショウを振り、切り分けた後に器に盛る。
【Step.6】用意しておいたStep.2と Step.4をStep.5に盛り付ける。
湘南厚木病院の(右から)吉野正徳調理師、藤井彩子栄養士
バターで風味を増して、黒コショウでアクセントを付けるのが味の決め手となります。メイン食材を白身魚(タラなど)に変えても美味しくいただけます。また、漬け込み用の酒粕+白味噌にバターを加えれば、ソースとして野菜や魚のソテーに絡めるアレンジもできます。栄養と風味が増すため、こちらもおすすめの食べ方です。