
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)09月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1510 4面
安齋一哉 野田総合病院(千葉県) 初期研修医(1年次)
丁寧な対応を心がける。写真は外来診療の様子
看護師をしている母親の影響で、子どもの頃から漠然と医療現場に憧れていました。中学生で千葉西総合病院の職業体験に参加した際、医師が患者さんを安心させる姿に感銘を受け、医師になることを決意。当院では実践的な経験を多く積むことができ、日々成長を実感しています。
内科のなかでも没頭できる手技のある診療科に進みたいと考えており、これまでにローテーション研修した消化器内科や循環器内科に魅力を感じています。日頃の診療では患者さんファーストを重視し、丁寧な対応を心がけています。先日、受診された外来患者さんから、次も私が担当する日に受診したいと言っていただいたのは、とてもうれしい出来事でした。一方で、CPA(心肺停止)という医療現場の厳しい一面も経験し、命を救える医師になりたいという思いを強く抱くようになりました。同期の研修医と症例を共有したり、先輩医師が行う手技に積極的に参加したりし、学習効果を高めることに腐心しています。