
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)09月16日 火曜日 徳洲新聞 NO.1509 2面

季節はずれのインフルエンザウイルス感染症による学級閉鎖が相次いでいる。1医療機関当たりの全国平均感染者数は第35週(8月25~31日)で0.35人とまだ低水準で、都道府県別に見ても、例年夏にもインフルエンザが流行する沖縄県の2.29人以外は、流行期とは言えない水準。ただ、冬季と異なりワクチンの恩恵が十分でないことから、今後の流行に備え、知事が感染対策を呼びかけている地域もある。
一方、新型コロナウイルス感染症は流行期に入っており、すでに1医療機関当たりの全国平均感染者数は第35週で8.37人と、24~25年冬の流行を上回る勢いだ。インフルエンザやコロナといった感染症が夏季に増える理由として、猛暑続きによる免疫力の低下や、窓を閉めきってエアコンをかけるため、換気が十分でないことなどが挙げられる。
両感染症ともに2025年のワクチン接種は10月からの見とおしで、目下の感染対策にはならないが、いずれも手洗い、マスク、密の回避など基本的な感染対策によって、ある程度予防が可能なため、とくに外出の際などには十分に気を付けたい。
新型コロナ感染症については、日本感染症学会・日本呼吸器学会・日本ワクチン学会の3学会が、9月1日に重症化予防のためコロナワクチンの定期接種を強く推奨する声明を発表しており、時期が来たらインフルエンザとともにワクチン接種を検討されたい。