
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)09月08日 月曜日 徳洲新聞 NO.1508 3面
湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)は7月23日、地域の方々に適切な医療を提供するため、医療機関間の「顔の見える関係を築き、スムーズで切れ目のない医療連携の実現」を目指し、藤沢市内で地域医療連携会を主催した。グループ外の病院や診療所を中心に、院長や看護部長、看護師長、連携室のスタッフなど約130人が参加。湘南藤沢病院の診療体制の紹介や懇親会を通じ積極的に交流を図った。
「患者さんのため粉骨砕身の覚悟で努力してまいります」と江原院長
地域の病院や診療所などから約130人が参加
冒頭、湘南藤沢病院の江原宗平・院長兼脊椎センター・脊柱側彎症センター長が登壇し、開会の辞として、列席者への謝意を述べたうえで「今後とも皆さまとは緊密な関係を構築・維持させていただき、患者さんの治療のためにわれわれも全力を挙げて粉骨砕身の覚悟で努力してまいりたいと思います」と挨拶。
続いて、藤沢市医師会の石原宏尚会長が「当医師会の会員のなかには、急性期を担う病院から開業医まで種々の医療機関があります。それぞれが役割分担をして有機的につながれば、地域内で医療を完結させることができます。やはり地域連携は“顔の見える関係”が一番大切ですので、このような会を開き、招待していただき感謝しています」と来賓挨拶。
また、茅ヶ崎医師会の髙山慶一郎会長は「今後も茅ヶ崎と藤沢という枠を超えて、ぜひ緊密に地域連携ができればと考えています」、藤沢市医師会副会長を兼任する木原明子・湘南病院協会会長は「今日は湘南藤沢病院のさまざまな機能や各科の診療体制を学ばせていただき、今後に役立てていきたいと考えています」と挨拶した。
この後、湘南藤沢病院の北川泉・副院長兼総合内科統括部長の発声で乾杯。会場前方のスクリーンにスライドを上映しながら、同院各診療科の責任者が診療体制や診療実績などを紹介した。
脊椎センター・脊柱側彎症センターについて江原院長がプレゼンを行い、次いで、脳卒中診療体制について山口滋紀・脳卒中センター長兼脳神経内科部長と木下由宇・脳神経外科部長が発表。循環器内科・心臓血管外科診療体制について山岸民治・循環器内科主任部長と服部滋・心臓血管外科部長が、総合内科診療体制は北川副院長が、外科診療体制は倉田修治・外科部長が説明した。
各科の紹介後は懇親会を開き、参加者同士で情報交換を行うなど会場は終始熱気に包まれていた。