
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)09月01日 月曜日 徳洲新聞 NO.1507 3面
徳洲会集中治療科部会は7月11日、オンラインで第7回(2025年度第1回)総会を開いた。部会長の丸川征四郎・吹田徳洲会病院(大阪府)顧問(集中治療センター医師)が挨拶した後、まず徳洲会麻酔科部会との連携について協議。7月に同部会長の關根一人・千葉西総合病院麻酔科主任部長が吹田病院に来院し、話し合いをもったことを明かすとともに、連携の窓口として緒方嘉隆・八尾徳洲会総合病院(大阪府)集中治療科部長を推挙、満場一致で承認された。
丸川会長は今後、集中治療に関する体制強化を図る観点などから「麻酔科部会との連携は非常に大事」と強調し、両部会で協議しながら連携を進めていく意欲を見せた。
続いて、多施設共同事業を協議。ひとつは3月に部会主導で進めることを決定した多施設共同研究について、企画提案者の今井由美子・野崎徳洲会病院附属研究所(同)メディカル感染システム研究部長が進捗状況を報告した。今井部長は、あらためて「敗血症ショックの個別化AI(人工知能)シミュレーション」というテーマと、研究の全体像を紹介し、現在は本格的な研究開始に向け、データを扱うシステムなどを検討している状況を説明した。
もうひとつは、ICUでの抗生物質の使用状況に関するデータを収集・解析し、それをベンチマークに自施設の使用状況を改善する試みを、丸川会長が説明。現時点では研究ではなく、臨床業務を支援するための取り組みであることを強調し、今後、ワーキンググループを設置して進める方針を示した。
この取り組みは、集中治療科部会初となる徳洲会薬剤部との連携で実施。会に参加していた大里恭章・薬剤本部長は、とくに集中治療や救急医療に携わっている薬剤師の参加を促すなど協力を約束した。丸川会長は「関心がある方は積極的に参加してください。進め方をはじめ、いろいろなアイデアも募集しています」と呼びかけた。
最後に3月の部会で決定した「Chatis(徳洲会職員向けアプリ)を活用した情報発信」について報告。同アプリの利用者増、同アプリでの積極的な情報発信を出席者一同、確認した。