
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)08月25日 月曜日 徳洲新聞 NO.1506 2面
徳洲会臨床工学部会(CE部会)関⻄・⼤阪ブロック⾎液浄化課は8月2日、吹田徳洲会病院(大阪府)で第1回血液浄化ハンズオンセミナーを開催した。対面形式では初。透析治療での臨床スキルを実践形式で習得するのが目的。同ブロックの徳洲会グループ病院で血液透析などにかかわる臨床工学技士(CE)ら43人が参加し、患者さんの移乗介助やエコーガイド下穿刺技術など学んだ。
企画者の予想を上回る数のCEが参加
穿刺の実技。模擬血管でも表情は真剣そのもの
セミナーは、あらかじめ参加者をグループ化して実施。①ベッドサイドでの患者さんの移乗介助、②透析回路の固定・抜針・止血、③穿刺、④シャントエコー、⑤シャントエコーガイド下穿刺――の5つのテーマを設け、それぞれ講義と実技を行うスタイルとした。
①の移乗介助では、吹田病院の和⽥定士リハビリテーション科室長(理学療法士)が講師として協力。講義で患者さんの安全確保と介助者の負担軽減を図る介助の基本を解説し、実技では実際のベッドで参加者同士が患者さんや介助者となり、車いすへの移乗介助などを実践した。
②~⑤では、同ブロックの病院で臨床経験が豊富なCEが講師として登壇。
参加者は基本やポイントを押さえたうえで、実技に臨み、オーム(Ω)固定や駆血(ゴムやベルトを巻いて血管を浮き上がらせる行為)、模擬血管への穿刺、シャントエコーの操作、エコーガイド下による模擬血管への穿刺など行った。
参加した岸和田徳洲会病院(大阪府)の田野倖多CEは「新卒1年目で穿刺も透析も経験していませんが、イメージができました」と吐露。
野崎徳洲会病院(同)の山下千櫻CEも「自分の知識・技術を見直す機会になりました」と満足げだった。
企画で中心的な役割を果たした岸和⽥病院の妹尾有起・臨床⼯学室係長と野崎病院の山野秀仁・臨床⼯学科副技⼠長は「課題を改善し、もっと満足してもらえるセミナーにしていきたいです」と、次回の開催を見据えていた。