徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2025年(令和7年)07月14日 月曜日 徳洲新聞 NO.1500 3面

徳洲会放射線技師部会
画像診断補助AI展開など
情報共有で全国責任者会議

徳洲会放射線技師部会は6月21日から2日間、吹田徳洲会病院(大阪府)で全国責任者会議を開催した。画像診断補助AI(人工知能)のグループ内展開など、グループ全体から、部会、分科会、各施設まで多岐にわたる情報を各施設の診療放射線技師責任者が共有した。

全国から診療放射線技師の責任者が参集し研鑽

会議には現地とWEBで合計85人が参加した。初日は、まず外部講師が管理者研修を行い、目標管理を通じた部下との関係づくりの要諦を学んだ。その後、一般社団法人徳洲会の石川一郎本部長が挨拶し、グループの現状を伝えたり、各施設で経費削減に努めることを促したりした。

部会長の関根聡・湘南鎌倉総合病院(神奈川県)事務部次長(診療放射線技師)による挨拶の後、部会の体制を紹介し、各種事項を報告。このなかで、関根部会長が画像診断補助AIのグループ内展開について説明した。関根部会長は現在、グループの方針として、画像診断補助AIの全施設導入が進んでいることを示し、目的についても紹介。

重要所見をはじめ見落とし症例をなくすこと、また医師の画像診断レベル向上を促すことなどを示した。期待できる導入メリットについては、医療の質向上、医師の読影業務効率化、読影時間の短縮とそれによる労働負担の軽減、遠隔読影の経費削減効果などを挙げた。

この後、システムの全体イメージ図や実際にAIを使用した画像、費用のイメージも紹介した。最後に導入スケジュールを示し、7月から順次、導入開始していくことを明かした。

M&A施設に対する部会としての対応や業務環境の改善、タスクシフト/シェアにともなう告示研修進捗・学会、資格取得状況、人員算定、業務量の増加、経費節減などに関する報告も各担当者が行った。

TIMC TOKYOを紹介

2日目は、部会で実施している全国学術大会の報告からスタート。今年度は4月に湘南鎌倉総合病院(神奈川県)で開催し、札幌東徳洲会病院が最優秀賞、茅ヶ崎徳洲会病院(同)が優秀賞、武蔵野徳洲会病院(東京都)が奨励賞、徳之島徳洲会病院(鹿児島県)が部会長賞を受賞したことを紹介した。26年度も4月に湘南鎌倉病院で開く。

各ブロックの報告も行い、それぞれ業務量、人材、教育、タスクシフト/シェアなどについて発表した。関根部会長は、とくに教育についてブロック内の施設同士で行う研修を活発化するよう求め、グループのスケールメリットを生かすことや離職防止などに期待を寄せるとともに、将来的には他ブロック施設との研修も視野に入れていることを明かした。実習の受け入れにも言及し、良い人材を確保する狙いから、積極的に受け入れるよう呼びかけた。

部会内に設置している各分科会の活動、徳洲会グループ医療経営戦略セミナーをベースにしたグループの現状、タスクシフト/シェアによる業務拡大実施状況なども報告した。遠隔撮影支援システムの検証結果も説明した。

TIMC TOKYO(9月オープン予定)の施設紹介も行い、徳洲会グループにとって都内初の健診施設であること、アクセスや導入予定の機器など特徴を説明した。最後にIT関連のPACS会議について説明した。関根部会長は「一施設ではどうにもならないことを皆で協力して解決するのが徳洲会であり、部会です。何かあれば部会に相談してください」と呼びかけ閉会した。

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