
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)07月14日 月曜日 徳洲新聞 NO.1500 3面
参加した中学生にBLSを指導する中井専攻医
湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の中井菜摘・救急総合診療科専攻医は、地域医療研修先の喜界徳洲会病院(鹿児島県)で実施された職場体験学習(対象は中学3年生)で、講義を行った。同学習は5月21日から3日間実施、中井専攻医は2日目に登壇した。他部署では訪問看護体験、手術室の見学、薬局で軟膏づくり体験など行い、充実した内容となった。
中井専攻医は「医師とは?~キャリアについて考える~」をテーマに、自身の経験を交えながら医療のやりがいや社会的意義など説明した。続いて行われた心肺蘇生法(BLS)体験では、AED(自動体外式除細動器)や人形を用いた実技指導を実施。救急救命士や看護師も協力し、実践的な内容となった。講義を受けた生徒からは「AEDの使い方を覚えておきたい」、「心臓マッサージが想像以上に大変だった」など声が聞かれた。
中井専攻医は「医療をもっと身近に感じてほしかった。難しいイメージだけでなく、面白さ、やりがいを伝えたいと考えました」と強調。離島医療研修に関しては、「地域に根差した医療の温かさや多職種連携の重要性を実感しました」。今後は「BLS指導や地域の医療啓発活動にも力を入れていきたい」と目標を掲げている。