
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)06月23日 月曜日 徳洲新聞 NO.1497 1面
MOU締結を終え笑顔の(左から)マクビ院長、クシルカ副学長、ミランガ顧問、東上理事長、小林・専務理事
医療法人徳洲会は5月26日、タンザニアのベンジャミン・ムカパ病院(BMH)、ドドマ大学(UDOM)と腎臓病・移植センター建設や人材育成などに関する協力覚書(MOU)を交わした。
現地のメディアでも紹介
大阪・関西万博でのタンザニアのナショナルデー(25日)に合わせ、大阪市内で開かれた「タンザニア ビジネス投資観光フォーラム」で調印式が行われ、東上震一理事長、BMHのアベル・マクビ院長(UDOM教授)、UDOMのルガノ・クシルカ副学長が署名した。フォーラムには小林修三・専務理事(湘南鎌倉総合病院院長)、ムワナタンブエ・ミランガ顧問(徳洲会アフリカ担当)らも出席した。
MOUには、BMH敷地内に腎臓病・移植センターを建設するために協働することや、実現に向けて臨床サービス、高度技術研究・研修に共同で従事すること、協議の継続、専門研修の提供などがつづられている。MOUの有効期間は5年間。
徳洲会は20年以上前からタンザニアに対する医療協力を実施。2013年以降、加速しUDOMに透析装置の寄贈と技術支援、16年にはUDOMの要請を受け、腎移植プロジェクトを開始した。現地で視察・指導を行ったり、UDOMとBMHから研修生を受け入れたりして、18年には徳洲会と東京女子医科大学病院の合同支援により、現地スタッフによる腎移植が初めて成功、その後も移植医療が継続している。
22年、UDOM関係者が来日し、徳洲会と人材育成を継続するため、現地に独立した腎臓病・移植センター設立に向けた協議を開始。23年、東上理事長と小林・専務理事を中心とする代表団がタンザニアを訪れ、腎移植実施5周年記念式典に出席、引き続き同センター開設について話し合った。こうした信頼と協力関係の構築が、今回のMOU締結につながった。