
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)06月09日 月曜日 徳洲新聞 NO.1495 4面
「第2回は各科横断的なプログラムで開催します」と桶川院長
武蔵野徳洲会病院(東京都)の桶川隆嗣院長は、7月12日から2日間、東京国際フォーラムで開催する第2回Tokushukai Robotic Seminar(TROS)について発表した。今回のテーマは「つなぐ技術、ひらく未来」。主催は一般社団法人徳洲会。桶川院長が会長を務める。
「第2回は各科横断的なプログラムで行います。若手医師に技術を伝えるのはわれわれであり、それを受け取った医師が技術をさらに高め、より良い未来を創造していってほしいという思いをテーマに込めました。大切なのは、安全性と精度を担保しながら、確かな技術を次世代につないでいくことです」
プログラムは、会長講演、特別講演3題、シンポジウム1〜6、ディベート、ポスターセッションなど企画。グループ病院や大学病院などから、第一線で活躍する各科のロボット外科医らが登壇する。研修医をはじめ若手医師が現地参加できるよう、各病院幹部に配慮を呼びかけた。
タイ最大の病院グループとのMOUについて説明する則竹室長
湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の則竹淳・国際部国際医療戦略室室長は「タイ・バンコク病院とのMOU(覚書)の報告」をテーマに発表した。医療法人徳洲会は5月20日にタイのバンコク病院グループ(BDMS)と、両国の医療サービスの質の向上と、人材交流による医療知識の共有を目的とした医療協力に関するMOUを締結。BDMSはタイ国内外に58病院を有する同国最大の病院グループで、バンコク病院が本院。
「タイは世界最大の医療ツーリズム先進国であり、BDMSの本院であるバンコク病院の年間90万人に上る受診者のうち、タイ人は76%で、残り24%は外国人が占めています」と説明。今後の展望として、徳洲会がタイにはない陽子線治療や再生治療などの先端治療を希望するタイ人患者さんや、タイ在住の駐在員を中心とする7~8万人の日本人が帰国した際の治療の受け入れ機関となる可能性を示唆した。
ミャンマーでの活動を紹介し意義や成果を強調する野口TMAT事務局長
NPO法人TMATの野口幸洋・事務局長(一般社団法人徳洲会医療経営戦略室課長)は、3月28日に発生したミャンマー大地震でTMATが行った医療支援活動について報告した。TMATは4月中旬に合計3人を派遣し、6日間で254人を診療した。
野口・事務局長は①政治情勢が不安定な現地の状況から安全面や当初はビザが発給されないといった問題により、派遣・活動の判断が困難だった、②海外からの医療チームの活動が限られているなか、被害が最も大きい地域で活動できた、③海外の被災地で日本の支援チーム(政府組織と非政府組織)同士が連携できた――ことの意義や成果の大きさを強調。TMATへの協力に対する謝意を示した。