徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2025年(令和7年)06月09日 月曜日 徳洲新聞 NO.1495 4面

徳洲会グループ
過去最多221人の研修医入職
合同オリエンテーションで交流

徳洲会グループは5月31日から2日間、2025年度新入研修医合同オリエンテーションを開催した。今年度は過去最多となる医科205人、歯科16人の計221人が入職。全員が一堂に会し、徳洲会の歴史や医師としての基本・心構え、医療安全の重要性などを学ぶと同時に、交流をとおし同期の絆を深めた。

全国の徳洲会グループ病院から221人が集まり交流

1日目の冒頭、開会の挨拶で大橋壯樹・副理事長が「徳洲会は設立50年余りで200人以上の研修医が集まるグループになりました。研修を終えても徳洲会で活躍していただき、ここから日本の医療を変える、世界の医療を変えるという気持ちで頑張ってほしいです」と鼓舞した。

「同じ思いで医療に取り組んでくれる仲間を育てたい」と東上理事長

次に、研修部門統括責任者である宇治徳洲会病院(京都府)の末吉敦院長が、会の趣旨について「積極的に交流して仲間をつくる、徳洲会のことを知る、このふたつの目的を果たしてください」と強調した。

会場には東上震一理事長が駆け付け、心臓血管外科医、岸和田徳洲会病院(大阪府)院長、徳洲会理事長のそれぞれの立場で大切にしていたことを明かした後、徳洲会の創業の精神や特徴などを紹介。「われわれと同じ思いで医療に取り組んでくれる仲間を増やし、育てていきたい。徳洲会は利益を追求する集団ではなく、患者さんや職員を幸せにすることこそが目的です」と力を込めた。

「チーム医療で自分の役割を考えながら頑張ってほしい」と福田・副理事長

続いて、一般社団法人徳洲会医療安全・感染管理部の大坪まゆ美顧問と深野明美部長が医療安全をテーマに講義。インシデント事例を示し、「あなたならどうするか?」という質問に、研修医が答える場面もあった。

その後、末吉院長が再び登壇し、徳洲会や奄美群島の歴史について説明。さらに、一般と救急の鑑別診断の違い、Walk inと救急車で来る患者さんの違いなどアドバイスした。

「徳洲会から世界の医療を変えるという気持ちをもって」と大橋・副理事長

夜には、徳洲会5月度医療経営戦略セミナーに参加している院長、看護部長、事務長らとの懇親会があり、4月に研修医を迎えた病院の院長が、自院の研修医を紹介し盛り上がった。

2日目は最初に福田貢・副理事長が、救急現場で求められるスキル、多職種連携の重要性など説明したうえで、「これから医師としてやりたいことがたくさんあると思います。救える患者さんを救い、チーム医療のリーダーとして自分の役割を考えながら頑張ってほしい」とエールを送った。

「他の徳洲会病院の研修医と積極的に交流し仲間をつくってください」と末吉院長

次に八重樫牧人・教育顧問が、徳洲会に在籍する多くの有名指導医を紹介し、「研修依頼をいつでも受け付けています」とアピール。さらに、研修医向けの教育関連動画をアップしているSummitを取り上げ、その場でチャンネル登録を勧めた。

「選ばれる病院とは」テーマにグループワーク

続くグループワークでは「選ばれる病院とは?」がテーマ。宇治徳洲会病院の自閑昌彦・心臓血管内科副部長が趣旨を説明し、目標として①選ばれる病院とはどんな病院かを考える、②選ばれる病院にするために、自分はどのような医師を目指すのかを表現する、③自己の意見の発信、他者の意見の傾聴、意見の違いを理解する――を挙げた。

コンペで優勝したD-2チームはセミナー会場でも発表

全25チーム中、優勝したのはD-2チームで、プレゼンは岸和田病院の大村侑也医師が担当。病院を選ぶうえで最も影響するものは「評判」としたうえで、評判につながる要素を医療者関連と患者さん関連に分け、「変えやすさ」を指標に具体的な項目を並べた。「笑顔や一つひとつ丁寧に対応することは、明日からでも変えられることだと思います」と呼びかけた。

八重樫・教育顧問は「今からでも変えられることを強調し、プレゼンを構成していたところが良かったと思います」、末吉院長は「まとめ方がうまくて、チーム力の高さを感じました」と評価。同チームは徳洲会5月度医療経営戦略セミナー会場でも発表した。

最後に集合写真を撮影し、2日にわたる合同オリエンテーションが幕を閉じた。

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