徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2025年(令和7年)05月12日 月曜日 徳洲新聞 NO.1491 2面

徳洲会集中治療科部会
活動充実に向け協議
多施設共同研究の提案も

徳洲会集中治療科部会は福岡市内で第5回総会を開いた。集中治療に携わる徳洲会グループの医師15人が出席し、部会活動に関する審議事項や報告事項について確認・協議するとともに交流を深めた。

出席者に活発な議論を促す丸川部会長(右)と福井道彦・副部会長(宇治徳洲会病院集中治療科顧問)計画している研究への協力を呼びかける今井部長

部会は第52回日本集中治療医学会学術集会(3月14~16日、福岡市)に合わせるかたちで開催。部会長の丸川征四郎・吹田徳洲会病院(大阪府)顧問(集中治療センター医師)による挨拶の後、まず「審議事項」を協議した。主に、部会の新たな活動として「勉強会の開催」について議論し、開催ペースや参加対象者など協議。

最終的に丸川部会長直下にワーキンググループを設置し、トライアルを重ね、さらに検討する方向となったが、丸川部会長は勉強会よりも「研究会」として、研修医を含む医師全般を対象に年1回、何らかの発表を行い合うイメージを示唆した。

他にも部会活動の連絡体制強化について協議。現行の各病院に通知する方法のみならず、徳洲会職員向けアプリ「Chatis」の活用など、個人レベルで連絡が可能な体制づくりを部会事務局に求め、取り組みを次回の部会で評価することとした。

続いて、部会として初めて実施する多施設共同研究が提案された。企画代表者の今井由美子・野崎徳洲会病院附属研究所(大阪府)メディカル感染システム研究部長が「敗血症ショックの個別化AI(人工知能)シミュレーション」と題し、研究の内容と組織の概要を説明した。協議の結果、部会として取り組むこと、参加が可能な施設を手上げ方式で募ることが了承された。

今井部長は「さらに研究計画を煮詰めますが、臨床の現場には、できるだけ負担がかからないよう配慮します」と参加を呼びかけた。

部会内の各種委員会が報告も行い、JIPAD(国内の集中治療データベース)の現況や徳洲会病院のICU(集中治療室)に関する収益比較など周知した。終了後、意見交換会も行い、親交も深めた。

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