
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)05月05日 月曜日 徳洲新聞 NO.1490 2面
徳洲会栄養部会は3月15日から2日間、都内で「2024年度新人業務成果発表会」を開催した。全国から管理栄養士、栄養士が計27人参加し、それぞれ1年間の成果と2年目に向けた目標を発表。グループディスカッションも行い研鑽した。
新人業務成果発表会の終了後、鑓水部会長(前列中央)を囲み24年度新入職員らが記念撮影
「同期が集まり交流できるのは貴重な機会」と鑓水部会長
発表会の目的は①自分の仕事を振り返り、要点をまとめ伝える力を養成、②他者に向けた発表の機会から、社会人としてのプレゼンテーション能力を養成、③交流を深め、施設間連携と個人のモチベーション向上、組織に貢献。
1日目は新入職員27人が成果発表を実施。テーマは盛り付けや行事食などから学んだこと、初めての栄養指導業務の経験、発注・在庫管理業務の工夫、インシデント発生対策など、さまざま。発表者は1年間の成果に加え、2年目に向けた抱負を提示、聴講時は質疑応答も活発に行った。
2日目は講義からスタート。土屋輝幸・武蔵野徳洲会病院(東京都)栄養管理室副室長が「学会発表について」、副部会長の小山洋史・八尾徳洲会総合病院(大阪府)栄養管理室長が「専門資格取得について」と題し、それぞれ解説した。
学会発表については、栄養関連学会の紹介の後、学会参加・発表の意義を提示。そのうえで発表する際の準備や注意点などを説明した。資格取得では、メリットとして専門知識やスキルの修得、キャリアアップや業務の幅拡大などを挙げ、具体的な管理栄養士が取得できる資格や取得方法を紹介。学び続けることの重要性を示した。
続いて、「安全でおいしい食事提供のために大切なことは」をテーマに、グループディスカッションを実施。その際、①配膳前点検で必要なこと・気を付けていること、②連携(部署内・他部署)で必要なこと・気を付けていること──を重点とした。参加者は5グループに分かれ、司会や記録、発表者など役割分担したうえで、話し合いを進行、最後に内容を発表した。
総評で副部会長の細田実・一般社団法人徳洲会栄養部係長は「今回の研修に向けて、たくさん準備してきたと思います。今日で終わりではなく、この先も一歩一歩進んでください」とエール。部会長の鑓水弘樹・社徳栄養部長は「緊張は刺激になり、成長につながります。これからもたくさん緊張して、失敗しても次につなげて、業務に生かしてください」とメッセージを送り、閉会した。
参加者からは「他施設の同期と話し、いろいろな情報を聞けたのが良かった」、「自分の知らない情報や、これから行う業務内容を知ることができ、参考になった」、「患者さん一人ひとりに寄り添った栄養管理ができるようになりたい」など感想が聞かれた。
会を終え、鑓水部会長は「新人業務成果発表会は2018年に始めましたが、19年はコロナ禍で中止、20年と21年はオンライン開催でした。22年以降は集合開催していますが、大勢の前で発表することに加え、同期が集まり交流できるのは貴重な機会であり、モチベーションとスキルアップにつながっています」と総括した。