
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)01月27日 月曜日 徳洲新聞 NO.1476 4面
「今後も入居者さんの生活を守りたい」と上田施設長
サービス付き高齢者向け住宅巨椋の郷(京都府)の上田敏博施設長は、宇治警察署から感謝状を授与された。適切な行動で特殊詐欺(電話やメールなどで対面することなく、振り込みなどの方法により、不特定多数の者から現金などをだまし取る犯罪の総称)事案を未然に防いだことによるもの。
昨夏、上田施設長は、入居さんが個人のスマートフォンで通話しながら夜間に外出する姿を目撃。ふだんとは違う様子だったため目的を尋ねると、「近くのコンビニエンスストアに身内の未払い携帯電話代金を支払いに行く。今日中でないと裁判で訴えられる」と返答。
電話を切るよう伝えたものの、聞き入れてもらえないため、入居者さんが向かっている店舗に連絡して、入居者さんの特徴などを伝え、ATMの操作を止めるように要請した。すぐに追いかけて店内に入ると、店員と押し問答を繰り返していたため、警察に連絡。警察官を交えみんなで話し合ううちに、次第に入居者さんは落ち着き、支払うことを止めた。
感謝状を受け取った上田施設長は「食事の配膳・下膳などを通じて、ふだんから入居者さんとコミュニケーションを取っています。それが、様子がおかしいことに気付き、すぐに行動に移せた要因だと思います」と指摘。「特殊詐欺は身近で起こることを実感しました。防ぐことができて良かったです」。