徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2025年(令和7年)01月27日 月曜日 徳洲新聞 NO.1476 4面

八尾病院&宇治病院
臨床修練病院に指定
外国人医師の育成を推進

八尾徳洲会総合病院(大阪府)と宇治徳洲会病院(京都府)は厚生労働省から臨床修練病院に指定された。これは医療分野での国際交流の進展と途上国の医療水準の向上に寄与することを目指し、医療研修を目的として来日した外国人医師、歯科医師に対し、2年間の医療行為(処方箋の交付を除く)が特例的に認められる制度。

研修の受け入れには①医療に関する知識・技能の修練を目的として来日している、②外国の医師免許など資格を取得後、3年以上の診療経験を有する──などが必要である一方、外国人医師が使用する言語は限定しない(指導医が理解・使用できれば母国語で可)。

八尾病院では、原田博雅院長の「途上国の医療の発展に貢献したい」という思いもあり、同指定を取得。また、松尾浩志・循環器内科部長がアジア諸国での教育に熱心で、治療や指導で現地に行くこともあり、同院内で研修環境を整備し、海外の医師を迎え入れたいとの気持ちも強かった。松尾部長は「日本のカテーテル治療の技術を学びたいというアジア諸国の医師は多い。これまでも見学を受け入れていましたが、実際に手を動かさないと身に付くスピードが遅いので、今後はより充実した研修を提供できます」と意欲的だ。

指定のための申請業務は竹内里佳・国際医療支援室職員が担当。同院は基幹型臨床研修病院としての経験もあるため、申請はスムーズだった。竹内職員は「臨床修練病院は、医師だけでなく看護師など多職種の受け入れも可能なので、今後いろいろな可能性が広がると思います」と期待している。

宇治徳洲会病院(京都府)の末吉敦院長は「日本の医師免許取得を目指す外国人医師は多くいます。日本で研修を受けながら、医師国家試験合格への道を支援できればと考えています」とエールを送っている。

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