徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2025年(令和7年)01月20日 月曜日 徳洲新聞 NO.1475 4面

吹田病院藤原医
日本整形外科学会骨・軟部腫瘍学術集会長
最優秀ポスター賞受賞

会場で表彰される藤原医長(左)

吹田徳洲会病院(大阪府)の藤原聖輝・放射線治療科医長は第57回日本整形外科学会骨・軟部腫瘍学術集会でBest Short talk/Poster Awardを受賞した。発表した演題テーマは「DWIBSによる脊椎SBRT後の定性的効果判定の有効性の検討」。

現在、脊椎に転移した腫瘍に対する体幹部定位放射線治療(脊椎SBRT)の効果を評価する明確な方法は確立していない。藤原医長は、MRI(磁気共鳴画像診断装置)で全身を撮影するDWIBS(背景抑制広範囲拡散強調画像)法を用いて治療効果を評価する方法を検証。

2020~22年にかけて、脊椎SBRT後3~4カ月ごとにDWIBSを撮像し、DWIBSの信号変化を確認。あわせてCT (コンピュータ断層撮影)やPET-CT (陽電子放射断層撮影-コンピュータ断層撮影)なども随時施行し、1年以上フォローしたうえで最終的な効果判定を行った。その結果、対象となった全10病変中9病変で有意な改善を確認し、DWIBSの信号変化も同一傾向がうかがえた。藤原医長は、脊椎SBRTの治療効果をDWIBSで評価できる可能性を示唆した。

受賞した藤原医長は「とても光栄です。ノミネートされた演題が大学ばかりと聞いていたので、受賞は難しいと思っていました」と吐露。「簡便な方法で実践的な内容が評価されたと思います」と笑みをこぼしていた。

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