徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)12月16日 月曜日 徳洲新聞 NO.1471 4面

ハラパンキタ循環器病センターと絆深める
インドネシア国際心臓血管サミットに参加
大橋・医徳副理事長はじめ医師・看護師ら15人

医療法人徳洲会(医徳)はインドネシアの「ハラパンキタ・徳洲会循環器病センター」開設に向け、国立ハラパンキタ循環器病センター(NCCHK)との交流を進めている。11月16~20日に、大橋壯樹・副理事長をはじめとした徳洲会一行が同国を訪れ、インドネシア国際心臓血管サミットに参加、さらにNCCHKの見学なども行った 。

徳洲会一行がインドネシア国際心臓血管サミットに参加NCCHKのスタッフらと記念撮影若手医師が心臓手術や心臓カテーテル治療を見学

インドネシアを訪問したのは大橋・副理事長を団長に、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の齋藤滋・心臓センター長、千葉西総合病院の中村喜次・副院長兼心臓血管外科部長など医師10人(心臓血管外科5人、循環器内科5人)、看護師4人、事務職員1人の計15人。

一行は16日から2日間、NCCHKで開催されたインドネシア国際心臓血管サミットに出席。同サミットはNCCHKが主催する同国最大規模の循環器領域に関するイベントで、同国内やその周辺地域から約1,200人が参加した。

このなかで齋藤センター長は「慢性完全閉塞病変(CTO)に対する冠動脈インターベンション(PCI)」をテーマに講演。PCIの歴史に触れたうえで、慢性的に冠動脈が閉塞している状態での再開通の難しさや、成功率拡大への技術の進歩などについて解説。「CTOに対するPCIの成功率は、まだ完璧ではありません。NCCHKのように多数の症例を抱えている病院で、技術や器具の開発、経験の蓄積を図ることは、全世界の患者さんに対して有益で効率的と考えます」と強調した。

また齋藤センター長は、自身が治験責任医師を務めた「バイオアダプターシステム」というステント(カテーテル治療で用いるメッシュ状の金属製の筒)を用いたPCIのライブデモンストレーションを行った。

中村副院長は「ロボット支援下低侵襲僧帽弁手術」をテーマに講演。低侵襲性でありながら根治性を高める工夫や、技術が高度化しているなかで、どのように後進教育を進めているかなど解説した。また、日本で実施した同手術の動画も供覧した。

18日はNCCHKで、医師は心臓血管外科手術や心臓カテーテル治療現場への立ち合い、看護師は看護現場の見学を行った。さらに保健省やNCCHK幹部、現場責任者と今後の人的交流について具体的な方策を検討した。徳洲会の若手医師や看護師からは「患者さんの命を預かり、個人に合わせたケアを行うことは、世界共通であると認識しました」、「自院にも外国人患者さんが来院するので、語学の勉強の必要性を強く感じる機会となりました」など感想が聞かれた。

大橋・副理事長は「ようやく本格的な交流が始まりました。見学や研修、カンファレンス(症例検討会)への参加などを積極的に行い、互いの病院がレベルアップしていけたら良いと思います。こうした活動をとおし魅力ある徳洲会をつくっていきたい」と意気軒高だ。

徳洲会が協力し建設中のハラパンキタ・徳洲会循環器病センター開設(2026 年夏)に当たり、徳洲会の医師が日本の医療資格により、NCCHKで医行為を行うことができるようになる。来年3月から始まるNCCHKでの心臓血管外科専門研修(フェロープログラム)に興味がある医師は、一般社団法人徳洲会医療経営戦略室・若山(toshihiko.wakayama@tokushukai.jp)まで。

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