徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)12月09日 月曜日 徳洲新聞 NO.1470 3面

東上震一理事長
「つねに高い目標を設定
その達成に向け努力を」

「私たちは患者さんのために道を探します」と東上理事長

東上震一理事長は、「今、徳洲会の運営で大切なこと」と題し講演、まず、事業計画の達成を至上命題として挙げた。グループ病院全体の4月から10月までの7カ月間の税引き前利益が、計画対比で50億円近く未達であると指摘、外来収益が明らかに低下しており、「とくに主要病院での外来数が大きく減じています」と語気を強めた。

この要因として、医師1人当たりの診察数や診察ブースの減少などを列挙し、「再診患者さんを大事にしてください」と呼びかけた。医業利益率に関しては8%以上を厳命した。

次に、許可病床を使いきり、入院収益を維持・増加させることにも言及。400床の許可病床なら平均400床の利用を目指し、また救急対応でのオーバーベッド可通達を現実運用に生かすよう求めた。手術数を増やすため、手術待機症例を絞り込んだり、近隣の医療施設を回り広報活動に力を入れたりする必要性も説いた。

さらに、新しい手術に取り組むことや、紹介施設への返事は懇切丁寧に執筆することを要請。「つねに高い目標を設定し、その達成に向け努力することが肝要です」と力を込めた。外来に関しては、チーム力をあらためてアピールできる機会と捉えるなど、外来マインドを重視する姿勢をアピール。医療講演数もコロナ禍前に戻すよう発破をかけた。こうした試みにより、「日報の病院入院数を1万7,000以上にします」と目標値を打ち出した。

今後の徳洲会については、拡大・成長路線を堅持し、医療・介護を求める人にとって、徳洲会がもっとも相応しい組織として、その要望に応え続けていくことを示した。最後に東上理事長は、古代・北欧のヴァイキングがもっていた独立不羈の精神を紹介、これになぞらえ「私たちは患者さんのために道を探します。道がなければ道をつくります」と締めくくった。

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