徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)12月09日 月曜日 徳洲新聞 NO.1470 2面

11月度 徳洲会グループ医療経営戦略セミ
改善傾向も事業計画達せず
ブロック別は“南高北低”鮮明に

入院・外来の対応強化や経費適正化を促す大橋・副理事長

一般社団法人徳洲会は11月30日から2日間、千葉県で11月度の徳洲会グループ医療経営戦略セミナーを開いた。10月度経営分析では、平日診療日数が多かったこともあり、医業収益、医業利益、税引き前利益のいずれも前年同月比プラス、とくに医業利益は10カ月連続増加傾向がうかがえた。

年計では、税引き前利益にわずかな改善の兆しが見られた。こうした明るさの要因として、大橋壯樹・副理事長は手術件数・紹介患者数が過去最高だったことなどを挙げた。ただし、多くの病院が事業計画に達していないことを繰り返し指摘。引き続きマーケティング活動の拡充、入院・外来の強化、医薬品・医療消耗品・経費の適正化などを呼びかけた。

ブロック別のデータでは、今回初めて医業利益率(10月累月)を提示。医業利益や税引き前利益(いずれも10月累月)では関東、関西がトップ2だったが、医業利益率では沖縄、離島、九州、関西、関東、北海道、東北と“南高北低”の傾向が見えた。北海道、東北は全般的に順位が低いことから、大橋・副理事長は「ブロック長もいますし、ぜひブロックで頑張ってほしい」と発破をかける場面もあった。

今回も好調な病院が自院の取り組みを説明する時間が設けられ、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)、武蔵野徳洲会病院(東京都)、古河総合病院(茨城県)、白根徳洲会病院(山梨県)の院長らが工夫点などを紹介した。

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