
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)12月02日 月曜日 徳洲新聞 NO.1469 4面
前列中央が大橋・副理事長、その右が張医師、左が閆医師
名古屋徳洲会総合病院は、徳洲会グループが5月に協力意向合意書(MOU)を締結した中国・山東大学斉魯医院徳州医院から、医師2人の研修を約3カ月間受け入れた。研修を受けたのは張強・循環器内科医師と閆文科・血管外科医師。張医師はTAVI(経カテーテル的大動脈弁植え込み術)やMitraClip(経皮的僧帽弁接合不全修復システム)などを見学、「日本のカテーテル治療は世界の最先端です。国によって、やり方も違い、学んだことを自国で生かしたい」と意気込みを見せた。
閆医師は血管治療が専門であるため、MICS(低侵襲心臓手術)など心臓手術を興味深く見学、「準備から手術への流れがスムーズ。とくに緊急時、患者さんが運ばれた10分後に手術を開始していることに驚きました」と強調した。大橋壯樹・副理事長(名古屋病院総長)は「MOU締結前から交流してきましたが、今後も継続し、互いに研鑽し合っていけたら良いと思います」と展望している。