
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)12月02日 月曜日 徳洲新聞 NO.1469 4面
医療法人徳洲会は11月21日、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)徳洲苑はこだて(北海道)の竣工式を行った。これを機に、近隣にある共愛会病院の共愛会居宅介護支援事業所、共愛会病院指定通所介護事業所、共愛会ケアステーション(定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所)を同施設内に集約した。
神事後に列席者全員で記念撮影
地域で安心して暮らせる場を提供
当日は徳洲会グループ、建設業者、地元町内会などの関係者が列席した。神事の後、医徳の福島安義・最高顧問が東上震一理事長の代理で施主挨拶。新施設の完成を喜ぶとともに関係者に謝意を表し、「当施設ができたことで、医療・介護が必要な方も地元で生活し続けていただけるようになります」とアピールした。
羽柴正人施設長は「地元の函館市は、日本が10年後に迎えるとされる超高齢社会を先取りしている地域と言われています」と現状を吐露し、新たな施設ができたことで、「独居高齢者の方々が安心して暮らせる場を提供していきます」と力を込めた。共愛会病院の立石晋院長は「当院退院後、自宅での生活に不安がある方は、サ高住徳洲苑はこだてに一時的に入居し、身体機能の維持・向上を図った後、自宅に戻ることもできます」とアピール。
施設は鉄骨造り6階建て、3~6階をサ高住(94室うち6室は2人部屋)、2階にショートステイ、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所、1階に居宅介護支援事業所、通所介護事業所、保育園が入っている。
サ高住徳洲苑はこだてでは、安否確認と生活相談サービスを提供。必要に応じて、入居者さん自身が外部のサービス事業者と契約して、介護保険サービスを受けることもできる。居室は全室にトイレ、洗面、クローゼットを設置しており、キッチン付きの居室もある。
共愛会病院とも綿密に連携し、自立の方から要介護の方々まで幅広くサポート。地域の医療・介護の質向上に貢献していく。